この時期の体調不良はすべて五月病なのか?薬だけに頼らない簡単な対処法があることをご存知ですか?
この時期の体調不良はすべて五月病なのか?薬だけに頼らない簡単な対処法があることをご存知ですか?
「五月病」とくくられても腑に落ちない
中学生の頃、転校したことをきっかけに、
- 気分の浮き沈み
- 定期的に起こるうつ状態
- 食欲の低下や倦怠感
- 体が重い
- 吐き気
- 様々な事へのモチベーションが下がる
- 趣味をやっても楽しくない
- そもそも趣味を行う気すら起きなくなる
- 極端に怒りやすくなる
- ちょっとした不満でとてもイライラする
などの症状が数か月周期で起こっていました。その際、病院では”急な環境の変化が原因の自律神経失調症だ”と言われ、薬をもらうだけでした。一旦はそれで収まっていましたが、それが最近、今までで一番症状が重い状態になり、久しぶりに病院へ行ったところ、五月病とまとめられ、薬をもらうだけでした。自分からすると明らかに五月病どころではないな、という感じなのでショックを受けました。とにかく辛くて無気力で食事も睡眠も取れなくて、今までにあったうつ状態よりも圧倒的に精神的に辛くて重いのに五月病でまとめられたことが腑に落ちませんでした。診察時間が短いのであまり長く話せず、伝えられなかった部分も多々ありましたがこれは五月病なのでしょうか。一人でいる時に誰かに見られている感じがしたり、被害妄想が激しかったり、何に対してもとにかく無気力で好きなことも楽しめない症状も五月病なんですか?それに、五月病ってGWの後に来るものだと思っていたのですが、ここ数年、GW入る前から、メンタルが不調になります。不安感が強くなり、仕事を辞めたくなる感じです。GW中も嫌なことを思い出して、全然心休まらないです。これも、五月病なのでしょうか?
適応障害
ゴールデンウィークが明ける頃になるとよく聞く言葉「五月病」。五月病は病名でいうと「適応障害」と診断されます。適応障害は、皇太子妃・雅子様が長く闘病していたことで、一般的にも知られるようになりました。
最近では「新五月病」「六月病」とも
五月病は、かつては大学の新入生に多いといわれていました。しかし最近は、新社会人や、職場環境が大きく変わった社会人の人たちによく見られるようになってきたといわれています。そして、社会人の場合は6月頃に症状が出ることが多いため、「新五月病」あるいは「六月病」ともよばれています。
主な症状・うつ病との違い
主な症状としては、無気力・不安感・焦燥感などがあげられます。こうした症状は、うつ病とよく似ています。うつ病との違いは、
- うつ病が、原因不明のストレス要因によって発症することがある
のに対して、
- 適応障害は、生活・職場環境などの外的なストレス要因
で発症します。
最近、無気力になる・不安感に悩まされるという方で、この3か月以内に起きた時のストレス要因に思い当たる方は、注意が必要です。適応障害は、ストレス要因がはっきりしているため、症状が軽いうちにその要因を取り除くと軽快することがあるのも特徴です。五月病という、少し軽めの名前に惑わされず、早めに対策をとっていきましょう。
(すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2010年5月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載)
このように五月病は定義されていますが、数多くの心身の不調が出る原因は、環境の変化だけでなく、季節変動の影響や、今日までの疲労の蓄積、それに伴う回復力の低下など、多くの原因が内在しています。これらの原因を分析することよりも、今、苦しんでいる心身の不調を改善させることが先決ですよね?
息を吐くことも大切
心身が疲れすぎているときには、寝るだけでは疲れは取れません。かといって、過剰に負荷をかけることは、余計に心身の不調を増幅させてしまいます。手軽にできるが非常に重要な方法が「息を吐く」ことです。息を吐くことが上手にできるようになれば、自然と身体の力が抜けますし、力が抜ければ、回復力の促進にもつながります。つまり、ココロ・身体の不調が多い人ほど、息をなかなか吐くことができず、身体に過剰に力が入っているからです。
身体の力を抜くことに注力したホットストレッチ
ここまでは息を吐くという、ひとりでもできる方法をご紹介しました。しかし、本来は、心身の不調により疲労困憊状態のときは、ひとりで抱え込まないことです。どこかにはけ口を見つける、さらに、寄りかかれるところがあれば、心身の回復はさらに促進されます。
ゆかいさぽーとはクライアントの寄りかかれるような環境を常に作り、心身の不調から脱却を促進させるため、ホットストレッチという方法を用いてココロ・身体をクリアにしています。
ホットストレッチの詳細について、ご興味のある方はコチラを御覧ください⤵