40歳からの疲労対策
40歳からの疲労対策
ゆっくり動くことと足への意識集中が効果的な理由
40歳を超えてくると、疲労が顕著に現れるようになりました。
今までは、繁忙期には一ヶ月フルに働いても、休めば回復し、また普通に動くことができたはずでした。それだけでなく、翌日が仕事であっても、夜は飲みに出ても平気でした。また、休日はどこへ遊びに行こうかと、ココロ躍らせていたはずでした。しかし、最近は仕事と自宅の往復だけで精一杯です。しかも、ゆっくり休んでも翌日に疲れが残ったまま。そして一日が始まるという状態になりました。休日は12時間以上も寝ることも珍しくありません。
「疲れが取れないなあ…」ということを意識し始めてから、栄養ドリンクやエナジードリンクを飲むようにしています。このようにして、身体にエネルギーを入れるように心がけるものの、状況が変わることはありません。
これまで頑張ってきた証と向き合う
思い通りに動けなくなる…。
それだけでもやきもきしてしまいますね。疲労は病気と違い、把握しにくいという厄介な性質を持っています。疲れが残った状態で仕事をしていると、高い生産性を保つことができません。そして、無駄な残業をすることもあるかもしれません。これは、ただの老化現象の始まりということで片づけてしまっては勿体ないことです。
確かに老化は否めません。しかし、それ以上にこれまで頑張り、無理をしてきた反動として疲労が顕在化するのは当然のことです。言い方を変えると、「これまで世のため人のために尽くしてきた証」なのです。疲労に抵抗するのではなく、これまで頑張ってきた証と向き合うことが大切です。
ゆっくり動く
簡単な意識づけとして、自身を労わりながらゆっくり動くことを意識しましょう。
ゆっくり動くとは、車の運転の際に急ハンドルや急発進を避けることに似ています。朝に余裕を持って動き始め、立ったり座ったりするときには膝から行うことを意識することです。これだけで身体が地に足がつくようになり、思考にも影響します。
ベテランのトップアスリートは、ウオーミングアップに時間を掛けます。それと同じように、日々の生活で全体的な動きに余裕を持たせ、ゆっくりと動き始めることを習慣化しましょう。
「足」に意識を向ける
その第一歩として「足」に意識を向けることも大切です。
私どものところで行なっているホットストレッチの技法の中にも、足の指先から脳に向けて信号を送る方法があります。一見、普通に立っているように見えても、足に意識を集中してみると、足の裏が地についていないことがあるかもしれません。
一度立ち止まり、地に足がついているか確認することで、今までと違った意識の向け方が可能になります。一気に姿勢を改善させることは難しいですが、一部分に意識を集中させることは容易にできます。気持ちに余裕があるときに少し、意識を集中してみて下さい。このような単純なことが積み重なると、やがて大きな習慣になっていることに驚かされることでしょう。
疲労対策は自力と他力、双方で行なうとより効果的
さらに、身体の労わり方は、自分だけで行なうだけでなく、第三者の力を借りることが得策です。ゆかいさぽーとでは広島で唯一、部分的な疲労から全身疲労まで、回復を促進させるストレッチを実施しています。ご興味のある方はコチラ↓をご覧ください。
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